ゆななの昭和ラブホ旅行記~ホテル ミロワール~

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    私は単身で日本全国、北海道から沖縄までの昭和ラブホを200軒以上巡り、SNSや書籍出版などを通し魅力を発信しています。
    1985年に新風営法が施行され、それ以降はラブホテルに回転ベッドや一定以上の大きさの鏡などを設置することが難しくなってしまいました。
    昭和ラブホとは、新風営法の施行前に建てられて大きな改装をせずに当時の趣が残っているラブホテルのことを指します。
    昭和ラブホの王道である回転ベッドや鏡張りの部屋、エアシューターなど……。当時を知る人にとっては懐かしく、平成生まれの人にとっては新鮮に感じられるのではないでしょうか。

    今回ご紹介する昭和ラブホは大阪府枚方市にある「ホテル ミロワール」。
    「円形ベッド×鏡張り」のレトロ感を感じることができる部屋だけでなく、「電車ルーム」などの今どきな部屋もありバラエティ豊かな客室が勢揃いしています!早速ですが、見ていきましょう。

    最初にご紹介するのは211号室。
    円形ベッドに鏡張り空間とご対面!昭和ラブホ好きならこの光景を見て、あっと声を上げることでしょう。※回転ベッドではありません。

    ホテル ミロワール

    円形ベッドにも様々なデザインがありますが、これはUFOの形をしています。しかも白で可愛らしい!UFOの形をしたベッドは昭和ラブホで見かける率が高いです。床が鏡張りになっているのが、こだわりポイント。

    部屋の中で気になるものを発見!なんと、ソファやテーブルが車の形をしたフレームの中に収まっています。しかもソファは車のシートのようになっていて芸が細かいです。

    ホテル ミロワール

    ソファやテーブルはよくある普通のものが置かれていると思っていたので、遊び心があってワクワク度が高まります。

    また、せっかくなのでフードメニューを注文。スタッフ様からオススメを聞いたところ、「ハンバーグ」が好評とのことで頼んでみました。

    ホテル ミロワール

    お肉が分厚くてジューシーでとても食べ応えがあり、白米や味噌汁が付いてくるので満足度が高いです。定食屋さんで出てくるレベルの美味しさで、ラブホ飯とは思えないくらい。これは注文しなきゃ損です!メンバーになると特典で、宿泊時夕食1人1フード、1ドリンク、朝食1人1フード、1ドリンク無料。ご飯おかわり自由です。

    水回りはとても綺麗。アメニティは種類豊富でヘアアイロンもあるので手ぶらで来ても困ることがありません。備え付けのドライヤーは風量が強く、髪の毛が長くてもすぐに乾くので快適に使えます。

    ホテル ミロワール

    浴室も清潔感が漂っていて、黒×白のタイルがスタイリッシュ。浴室テレビ付きで、ラブホあるあるなスケベ椅子もあります。

    ホテル ミロワール

    続いては205号室。
    鏡が張られていてゴージャスな部屋。ベッドのヘッドボードは大きなアーチ状で、迫力満点!

    ホテル ミロワール

    ヘッドボードがアーチ状のベッドは昭和ラブホで時々見かけますが、赤が多いので白はとても珍しいです。改装時に生地を張り替えたのかなぁと推察しました。

    ゴージャスな空間で落ち着かないかと思いきや、部屋全体のまとまりが良くて意外とほっとした気分になります。ベッドは鏡に映っても存在感抜群!ソファはベッドと色を合わせているのか白です。床は高級感ある色合いで、部屋の雰囲気によく馴染んでいます。

    ホテル ミロワール

    先にご紹介した211号室は黒×白のボーダーの壁紙でしたが、この部屋は黄×白でポップな印象。私が嬉しかったポイントはアメニティでヘアクリップがあること。これを用意しているホテルはありそうであまりないので、痒い所に手が届くサービスです。

    ホテル ミロワール

    小さな正方形のタイルが壁一面に綺麗に並んでいて見惚れてしまいます。これを手作業で貼っているなんて職人技にアッパレ!

    ホテル ミロワール

    続いて311号室です。
    「ミロワールで一番驚いた部屋はどこ?」と聞かれたらこの部屋と答えるぐらい、見応えがあります。まずはソファスペース。パーティができるくらい広々としたスペースに圧巻!高級ホテルのようにも見えますね。カラフルな花の壁紙に、天井の赤い照明が華やかです。ここで推し会などを開催したらとっても盛り上がりそう!

    ホテル ミロワール

    真っ赤なSMチェアもあります。壁の一部には鏡が張られていて、よりSMな要素が強まります。

    ホテル ミロワール

    そして私が一番驚いたのがこちら!なんと、部屋の一部が電車になっています。

    ホテル ミロワール
    ホテル ミロワール

    広々としたソファスペースだけでも十分凄いのに、電車のスペースまであるなんて何事でしょうか……。網棚や吊り革、手すりまであって本格的な内装です。入り口の扉はきちんと閉まるようになっていて、リアル感があります。

    ホテル ミロワール

    広告をよく見てみると、こちらはラブホテル仕様。イラストはいかにも大人向けです(笑)

    ホテル ミロワール

    「駆け込み挿入はやめましょう」など、思わずニヤリとしてしまうような文言など……、見ているだけでも面白いです。これらの考案者から発想力を分けていただきたいくらい!

    ホテル ミロワール

    見どころはこれだけではありません。ベッドルームを見てみましょう。
    壁、天井、床に木材が使われているからか、落ち着いた雰囲気。天井は格子状になっていて、それぞれのスペースに鏡が張られています。ベッド枕元の天井からは照明が下がっていて、白い光を放っています。

    ホテル ミロワール

    続いてまた別の扉を開けてみると……。
    ここにもまたベッドがあります。驚きのあまり言葉を失いそうです。

    ホテル ミロワール

    ひと部屋にベッドが2つあるなんて!部屋が広いとはいえ、凄すぎる!コンセプトは診察室で、天井には手術室にあるような照明があります。ベッドの四隅に拘束バンドが付いていました。

    机だけ見ると、本物の病院のよう。

    ホテル ミロワール

    聴診器や握力計、視力検査で片目を隠す棒(遮眼子というらしい)がありました。机の上に本が並んでいて、てっきり大人向けの内容かと思いきや『よくわかる病理学』『視力復活 眼筋トレーニング』などの真面目な内容のものでした(笑)。

    そして気になる水回りはこちら。鏡の枠が目立っていて、額縁のように見えます。緑の壁紙が映えますね。アメニティの種類は他の部屋と変わりありません。

    ホテル ミロワール

    バスタブが広めの造りで、ゆったりと入浴できます。このようなバスタブの形はラブホテルならでは。

    ホテル ミロワール

    最後にご紹介するのは308号室。
    先ほどの311号室は目を見張るものがありましたが、この部屋も想定外でした。
    それがこちら。ここにもベッドが2つあるのです!

    ホテル ミロワール
    ホテル ミロワール

    ベッドが少し距離をとって並んでいます。どちらのベッドも四隅に拘束バンド付きでプレイの幅が広がります。部屋全体は白を基調としていて床は大理石風で特別感があります。

    可愛らしい空間には似つかわしくないSMチェアがありました。清楚感のある白のSMチェアがあったなんて!

    ホテル ミロワール

    ソファはカラオケのパーティルームにあるような大きさで、5人くらいは座れそう。床の一部が鏡張りになっていて、いろいろな使い方ができそうです。チェーンの仕切りがあり、ワイルドな要素を感じられます。

    ホテル ミロワール

    水回りはシンプルで使いやすいです。汚れがなく、スタッフ様が日々の清掃に気を配っているのが伝わってきました。

    ホテル ミロワール

    浴室も部屋と同じく全体的に白なのかと思いきや、壁は暗い色です。バスタブの外側のデザインがオシャレ!ラブホの浴室には個性があるので、いつも注目して見ています。

    ホテル ミロワール

    ホテル ミロワールいかがでしたでしょうか。コラムを執筆するにあたり、写真を見返しているだけでもワクワクが止まりませんでした。

    ホテル ミロワール

    昭和ラブホ愛好家としては「円形ベッド×鏡張り」の211号室に強く惹かれます。あとは電車ルームの311号室がとても楽しくて、刺激が欲しい方は入室してみるのがオススメです。ご紹介したハンバーグも絶品なので、注文するのをお忘れなく!レトロから今どきな部屋までバラエティ豊かで、一度行けば再訪したくなるでしょう。


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