冬デートの寒さ対策|外にいる時間を減らす組み立てと持ち物

待ち合わせの5分前に着いて、そこから指先の感覚がなくなっていく。
店に入るころには、会話より先に暖房のほうがありがたい。
冬のデートで、寒さに気を取られたまま終わった日はありませんか?
冬の印象を決めるのは、どこへ行ったかではなく、外にいた時間の長さです。
本記事では、外にいる時間の区切り方、あたたまれる場所を予定のどこに挟むか、厚着の日の荷物と歩く距離、初詣とバレンタインの前後で変わることをまとめました。
寒さは根性で乗り切るものではなく、組み立てで短くできます。

目次

    冬のデートは、寒い時間をどれだけ短くできるか

    冬のデートを調べると、行き先の候補がいくつも並びます。
    ただ、その日がしんどくなるかを分けているのは、行き先そのものより、外の空気に当たっていた時間の合計です。

    待ち合わせで立つ10分、次の場所まで歩く7分、帰りにホームで電車を待つ8分。
    ひとつずつは短くても、足せば30分近くを外で過ごしている計算になります。

    この合計が伸びるほど会話は短くなり、マフラーに顔をうずめて返事が「うん」だけになります。
    楽しくないというより、口を開くのが億劫になっているだけ。

    冬の予定づくりでやるのは、行けるコースを増やすことではなく、この合計を削る作業です。
    行き先を決める前に、その日に外へ出る回数を数えてみましょう。

    外にいる時間を区切る組み立て方

    最初に動かせるのが、待ち合わせの場所です。
    駅前の広場や交差点の角より、改札を通った先のコンコースや駅ビルの一階のほうが、待つあいだの消耗は少なく済みます。

    冬は相手が5分遅れるだけで空気が固くなりますが、屋根の下なら、遅れた側も謝る回数が減ります。

    つぎに決めるのが、屋外の予定をその日いくつ持つかです。
    ひとつに絞れば残りは全部屋内に置けますが、ふたつ入れた時点で、そのあいだの移動がまるごと外に出ます。

    12月から1月は17時を回るころにはすっかり暗く、そこから気温がもう一段下がります。
    夕方に集合すると一緒にいる時間の大半が冷える時間帯と重なるので、同じ内容をやるなら昼から会うほうが体は楽です。
    ホームで立って待つ5分は、外を歩く5分と体感が変わりません。

    あたたまれる場所を予定に挟む

    冬のデートで抜けやすいのが、冷えた体を戻す時間を予定に組み込んでおくことです。

    外を歩いたあとにそのまま次の目的地へ向かうと、冷えを引きずったまま一日が進みます。
    30分でいいので、座って熱いものを飲む時間を途中に置く。
    それだけで後半の機嫌がまるきり変わります。

    挟む場所は大げさなものでなくてよく、駅ビルのカフェ、商業施設の休憩スペース、書店の中にある喫茶。
    共通しているのは、予約なしで入れて、出る時刻を自分たちで決められることです。

    食事も、この役割で選べます。
    鍋、うどん、ラーメン、汁物のつく定食。
    湯気の立つものが出てくる店を1軒はさめば、そこが休憩の時間も兼ねます。
    一日の予定表に、何もしない30分をひとつ空けておきましょう。

    初詣・正月に会うとき

    年が明けて最初のデートに初詣を選ぶ人は、かなり多いのではないでしょうか。

    気をつけたいのは、境内にいる時間が読みにくいことです。
    参道を進む速さも、おみくじやお守りに寄る時間も、その日にならないと分かりません。
    初詣の日は、そのあとの予定を分刻みで組まず、時間に余白を持たせておきましょう。

    先に決めておくのは、参拝のあとに入る場所だけで十分です。
    お参りを済ませてから探しはじめると、冷えた手で地図を開く数分が生まれます。

    初詣は元日に行くものだと思われがちですが、日をずらすのも普通の選択です。
    三が日を過ぎてからでも、松の内のうちに行けば初詣として成立します。

    年末年始は、相手の側に家族の予定が先に入っている時期でもあります。
    「年末年始って、何日なら空いてる?」と12月のうちに聞いておくと、どちらも動きやすくなります。
    手袋は手水やお賽銭のたびに外すので、着け外しのしやすいものを選んでおくと小さなストレスが減ります。

    バレンタインの前後で変わること

    2月14日は、ふたりの段階によって意味がまるごと入れ替わる日です。

    まだ付き合っていないなら、気持ちを渡す日というより、会う口実として使いやすい日になります。
    中身より、その日に予定を合わせられたこと自体が答えに近いところがあります。

    付き合いはじめて最初の2月は、相手が何を期待しているかが読めません。
    手作りがうれしい人もいれば、量の多いものは持て余すという人もいます。
    「今年どうする?」と2月の頭に一度聞いてしまうほうが、当日のずれは小さくなります。

    何年か続いているふたりだと、この日は予定を合わせること自体が目的になります。
    平日に当たる年なら、夜に2時間だけ会う形でも十分に成立する日。

    2月の中旬はとくに冷え込む時期なので、夜に会うなら移動を1回に抑えておくほうが、最後まで空気が保ちます。
    店を押さえるつもりなら、1月のうちに目星をつけておくと余裕を持てます。

    その日を形にしたいなら、部屋の側から考える手もあります。

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    厚着の日は、荷物と歩く距離が効いてくる

    冬のデートで地味に響いてくるのが、着ているものと持ち物です。

    コートは、着る回数と脱ぐ回数で疲れます。
    店に入って脱ぎ、出て着て、次の店でまた脱ぐ。
    1日に3回を超えたあたりから、動作そのものが重くなってきます。

    厚手のニット1枚だと、店内で暑くなったときに調整ができません。
    中は薄手を重ねておくほうが、どこに入っても座っていられます。

    荷物も増えます。
    マフラー、手袋、カイロ、折りたたみの傘。
    ポケットに入りきらないぶんはバッグへ移るので、両手の空く形にしておきます。
    靴は、路面が濡れた日に滑らないかどうかで選び、予報が微妙な日は歩く距離の短い組み立てに寄せておいてください。

    相手が寒そうにしていたら、我慢比べにしないこと。
    「そろそろ中入ろうか」を先に言える人は、その日ずっと一緒にいて楽な相手として覚えられます。

    冬にしかできないこと

    ここまで外の時間を削る話をしてきましたが、冬の屋外そのものがだめなわけではありません。
    この季節は空気が澄んで遠くまで見えるので、同じ場所でも夏とは見え方が違います。

    外を歩くなら、15分から20分で区切ること。
    ずっと歩き続けるのではなく、目的地までの一区間だけ外を選ぶ。
    この長さなら、寒さのほうが思い出として残ります。

    寒いからこそ自然に起きることもあります。
    並んで歩く距離が近くなる、手をつなぐ理由がその場でできる、ひとつの飲み物を分ける。
    夏なら無理やりに見える場面が、冬だと説明なしで成立します。

    12月のクリスマス前後は事情が変わるので、ここでは扱いません。

    そのうえで、寒い日に逃げ込める場所を先にひとつ決めておくやり方もあります。
    数時間の休憩という枠を持つレジャーホテルなら、外を歩き回らずに午後を終えられますし、部屋に入れば気温に予定を左右されません。

    ただ、寒いからという理由だけで持ち出すと、口実に聞こえてしまいます。
    「足冷えてきたよね、どこか落ち着けるところ行こうか」くらいの温度で置いて、断られたらそのまま引く。
    言い方に自信が持てないなら、こちらに具体的な例が並んでいます。

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    まとめ|冬は、外にいた時間の長さで印象が変わる

    冬のデートの準備は、突き詰めるとかなり単純です。
    集合を屋根の下にして、外へ出る回数を減らし、途中に座る時間をひとつ挟む。
    同じ行き先でも、これだけで一日の終わり方が変わります。

    初詣もバレンタインも、やることは変わりません。
    外にいる時間を短くして、そのぶんを向かい合って話す時間に回すだけです。

    寒さから逃げ込める場所を、ひとつ持っているかどうか。
    決めていないと、コンビニの前で「どうする?」を繰り返す時間が生まれます。
    システムがホテル側と直接つながっているハピホテなら、いまの時刻に入れる部屋がその場で分かります。
    凍えた手で探しはじめるより、屋内にいるうちに開いておくほうが早く済みます。

    冬のデートで覚えているのは、どこへ行ったかより、寒がっていることに先に気づいてもらえたかどうかのほうです。

    冬以外の月の組み立ては、季節ごとのカレンダーにまとめました。

    ▶ 季節・月別のやることカレンダーを読む

    外に出る気力が湧かない日は、家で過ごす選び方も押さえておきましょう。

    ▶ おうちデートの進め方を読む

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