マッチングアプリで会う前の不安チェックリスト|5つに分けて、潰せるものから潰す

明日、初めて会う。
アプリでやり取りしていた相手と約束した途端、急に落ち着かなくなる。そんな夜を過ごしていませんか。
会う前の不安は、ひとかたまりの「怖い」ではありません。写真、会話、安全、自分の見え方、帰り方。分けてみると、当日までに自分で潰せるものと、そうでないものに分かれます。
本記事では、会う前の不安を5つに分解して、それぞれに現実的な備えを置いていきます。

目次

    会う前の不安は、5つに分けると扱いやすくなる

    「なんだか怖い」「行きたいような、行きたくないような」
    約束したときは楽しみだったのに、日が近づくほど気が重くなる。よくあることではないでしょうか。

    不安が大きく感じられるのは、中身が混ざったままだからです。ひとかたまりの「不安」は、手のつけようがありません。
    ほどいてみると、だいたい5つに収まります。

    このうち3つは、当日までに自分で減らせます。残りは「起きても大丈夫な形」にしておくだけでいい。
    潰せるものから潰す。それだけで、当日の足取りは変わります。

    不安①|写真と実物が違ったらどうしよう

    プロフィールの写真は、たいてい本人の中でいちばんよく撮れた1枚です。角度も光も選ばれている。
    実物の印象が少し違うのは、起こる前提で構えておくほうが気が楽ではないでしょうか。

    「もし想像と全然違ったら、どんな顔をすればいいんだろう」
    気にしているのは相手の見た目そのものより、そこで自分が動揺して態度に出てしまうこと。そちらですよね。

    先に決めておけることがあります。会って最初の5分の印象は、いったん保留にする。
    初対面はお互い緊張していて、表情も声も普段どおりではありません。
    一方で、はっきりした違和感を覚えたなら、その感覚は無視しなくていい。短めに切り上げる選択肢は、最初から持っておいて大丈夫です(不安⑤で触れます)。

    不安②|話が続かなかったらどうしよう

    「沈黙が怖い」
    会う前の不安で、いちばん多いのはここかもしれません。

    対策として話題を10個メモしていく方がいます。ただ、用意した話題を順に消化する会話は、面接に似た空気になります。
    持っていくなら、話題より質問を1つ。

    やり取りの中に、もう少し聞いてみたかったことが一つはあるはずです。
    「前に言ってた〇〇、あれどうなりました?」
    この一言があるだけで、会話の入口ができます。

    沈黙が落ちても、あなただけの責任ではありません。会話は二人で作るもの。空白を埋めようと焦るより、飲み物に口をつけて一拍おくほうが自然に続きます。
    盛り上がりきらなかったからといって、相性がなかったと決まるわけでもない。

    不安③|相手が怖い人だったらどうしよう

    ここは、遠慮せずに書きます。
    初めて会う相手のことを、私たちはほとんど知りません。プロフィールに書かれているのは、本人の申告です。アプリによっては本人確認の仕組みがありますが、それで人柄まで保証されるわけではありません。

    「疑ってかかるのは、相手に失礼じゃないか」
    そう感じる方もいます。ただ、これは相手を疑う話ではなく、自分の安全を自分で管理する話です。誠実な相手なら、安全側の段取りを咎めません。そこで気を悪くする人のほうが、むしろ引っかかります。

    性別を問わず言えることです。トラブルの形は違っても、初対面のリスク管理が必要なのは、どちらの立場でも変わりません。

    会う前にやっておく、安全の備え

    大げさな装備はいりません。やっておくのは4つです。

    初回は人目のある場所と、明るい時間帯を選ぶ。
    昼から夕方なら周囲に人がいて、切り上げるのも自然です。個室や相手の家、車の中を初回に選ばない。単純な原則として持っておくと迷いません。
    待ち合わせ場所そのものの選び方は初対面の待ち合わせ場所はどう決める?にまとめているので、ここでは深追いしません。

    終わりの時間を、約束の段階で決めておく。
    「その日は20時から用事があって」と先に伝えておけば、当日に理由を探さずに済みます。相手にとっても予定が立てやすい。

    家や職場の詳しい情報は、まだ渡さない。
    最寄り駅はだいたいの範囲で、勤務先は業種まで。初回でそれ以上を伝えなくて困ることは、まずありません。写真を送るときも、背景に自宅周辺が写り込んでいないか一度見ておくと安心です。

    「誰と・どこで・何時まで」を、誰かに共有しておく。
    家族でも友人でもかまいません。位置情報の共有機能を使う方法もあります。共有できている状態が、当日の落ち着きにつながります。

    当日は、自分の足で帰れる形にしておく。送迎の申し出は、ありがたくても初回は見送っていい。
    お酒を飲むなら量は自分で決める。席を立つときは、飲み物をそのままにしない。
    相手を疑っているというより、シートベルトを締めるのに近い話です。

    不安④|自分がどう見られるかが気になる

    「太って見えないかな」「面白い人だと思われなかったらどうしよう」
    鏡の前で3回着替える。よくわかります。

    初対面で相手が受け取る情報のうち、こちらで用意できるものは限られます。清潔感のある服と靴。時間を守ること。相手の話を最後まで聞くこと。
    この3つは、顔立ちや身長と違って、今日から準備できます。

    やめておいたほうがいいのは、盛ること。自分を大きく見せると、その差を維持する役目が自分に返ってきます。会う前の緊張に、嘘を守る緊張を足す必要はありません。
    整えることと、偽ることは別。整えるほうは、当日までにいくらでもできます。

    不安⑤|合わなかったとき、どう帰ればいいのか

    最後の1つが、たぶんいちばん効きます。
    「1時間で帰っていい」と、行く前に自分で決めておく。

    初対面はお試しです。長く一緒にいたほうが誠実、ということはありません。
    お茶を1杯、1時間。話が弾めば延ばせばいい。そうでなければ「今日はこのへんで」と言って帰る。先に決めておけば、その場で決断しなくて済みます。

    帰り際の言葉も、用意しておくと詰まりません。
    「今日はありがとうございました。楽しかったです」
    これで十分です。次の約束をその場で求められて迷ったら、「帰って予定を見てから連絡しますね」と持ち帰っていい。即答する義務はありません。

    「いつでも帰れる」という前提があるだけで、当日の緊張はかなり下がります。逃げ道を用意しておくことは、その場を楽しむための準備でもあるのですよね。

    相手も、たぶん同じくらい緊張しています

    不安がふくらんでいるとき、視界から抜け落ちているのは、相手にも同じ時間が流れているということ。
    向こうも写真との差を気にしているし、沈黙を怖がっているし、変な人だと思われないか考えている。

    そう思えると、当日の役割が変わります。うまくやる場ではなく、お互いの緊張をほぐす場。
    相手の話に「それ、いいですね」と一つ返すだけでも、テーブルの温度は変わります。

    前日までのチェックリスト

    ここまでの話を、前日に確認できる形へまとめておきます。
    □ 会う場所と、終わりの時間を決めた
    □ 「誰と・どこで・何時まで」を誰かに共有した
    □ 聞いてみたい質問を1つ用意した
    □ 帰り際のひとことを決めた
    □ 家や職場の詳細は、まだ渡していない
    □ 合わなければ1時間で帰っていい、と自分に許可した

    全部埋まらなくても大丈夫です。上の2つが済んでいれば、当日の安心はだいぶ違います。

    この先の段階の話は、別の記事にあります

    会う前の準備は、ここまでです。無事に会えて二回目、三回目と続くと、悩みの種類は変わります。
    今日は読まなくてかまいません。そのときが来たら、思い出してもらえれば十分です。

    ホテルに誘われたら?受け止め方と、自分のペースの守り方
    誘われて迷ったときの、受け止め方と伝え方。

    ホテルへのスマートな誘い方|「断りやすさ」が信頼をつくる
    自分から誘う側になったときの、関係を崩さない聞き方。

    ラブホテルの誘いの断り方・断られた時の立て直し方
    断るとき、断られたとき。どちらの側にも立て直し方があります。

    まとめ|不安は消さなくていい

    会う前の不安は、消すものではありません。分けて、潰せるものから潰す。残ったぶんは、持ったまま行っていい。
    前日のチェックが済んでいれば、当日までにできることはもうありません。あとは行くだけです。

    緊張しているのは、その約束を大事に思っているからではないでしょうか。その気持ちは、たぶん相手にも伝わります。

    ずっと先の話になりますが、二人で過ごす場所を探す段階が来たときは、ハッピーホテル(ハピホテ)で現在地やエリアから探せます。会員登録なしで空室の確認から予約まで進められます。
    今日のところは、頭の片隅に置いておくだけで十分です。

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    会う前にここまで考えるのは、その出会いを大事に思っているからではないでしょうか。出会いの入口をいくつか持っておくと、ひとつの約束に力が入りすぎずに済みます。

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    この記事に関連するよくあるご質問

    会う前日になって「行きたくない」と思ってしまいました。断ってもいいですか?
    約束したあとで気持ちが落ちるのは、めずらしいことではありません。理由が「なんとなく怖い」でも、断って大丈夫です。行きたくない気持ちを押し切って会っても、当日は楽しめません。伝え方は「せっかく決めていただいたのに申し訳ないのですが、今回は見送らせてください」で十分で、細かい事情を説明する義務もありません。やり取りの中で不安を感じたことが理由なら、そのまま距離を置く判断も含めて自由です。▶ 誘いの断り方・断られた時の立て直し方を読む
    待ち合わせの時間に相手が来ません。どれくらい待てばいいですか?
    連絡がつくなら、遅れる理由と到着の目安を聞いたうえで判断すれば大丈夫です。電車の遅延など、当日どうにもならない事情はあります。連絡がまったくつかない場合は、目安として30分ほどで切り上げてかまいません。待ち続けるより、自分の時間を守るほうが優先です。ひとりで長く待つ状況を避けるためにも、待ち合わせは人の多い場所と明るい時間帯を選んでおくと安心できます。
    初対面のお茶代や食事代は、割り勘にすべきですか?
    初回はどちらかが全額を持つ形にこだわらず、割り勘にする組み合わせも一般的です。性別で払う側を決める必要はありません。財布を出す仕草を一度見せる、ごちそうになったらその場でお礼を伝える。この2つができていれば、金額の多寡より印象は良くなります。お金の分担を実際にどう考えている人が多いのか気になる方は、当サイトのアンケート記事も参考になります。▶ ホテル代の割り勘はあり?なし?アンケート結果を読む
    会う前に、電話やビデオ通話をしておいたほうがいいですか?
    必須ではありませんが、声のトーンや話すテンポが先にわかると、当日の緊張は下がります。5分から10分ほど、待ち合わせの確認を兼ねて話す程度で十分です。相手が乗り気でないときに無理に求める必要はなく、逆に自分が気が進まないなら断ってかまいません。通話を避けたがることだけを理由に、相手を疑いすぎるのも早計です。
    一度会って「合わない」と感じたら、そのあとはどう伝えればいいですか?
    その場で結論を出さず、帰ってから連絡する形で問題ありません。「今日はありがとうございました。考えたのですが、お会いするのは今回までにさせてください」のように、短く、相手を否定しない言い方で伝われば十分です。理由を細かく説明すると、かえって話が長引くこともあります。返信をやめて消える形より、一言送るほうがお互いに区切りをつけやすいのではないでしょうか。

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